
日本には本当に多くの
歯医者(歯科医院)があり(コンビニの数よりも多いと言われています)、私たちはその数多くの歯医者(歯科医院)の中から自由に選ぶことができますが、すべての歯医者(歯科医師)の技術は決して同じではなく、歯周病に対する知識、考え方、治療法も異なるのが原状です。
もちろん歯周病は歯医者(歯科医師)に任せっきりにするのではなく、患者さん自身も治療に参加する事がとても大切になりますが、特に歯周病は虫歯に比べて治療が多少、複雑になるため歯医者、歯科医師の技術に大きく左右される面がありますので、できるだけ歯周病治療に精通した歯医者(歯科医師)で治療を受けたいものです。
ではどのようにして歯医者(歯科医院)を選べばよいのでしょうか?

多くの歯医者(歯科医院)の中から何を基準にして選ぶかは人それぞれ違いと思いますが、ただ闇雲に近いからといった理由だけで歯医者(歯科医院)を選ぶ事は決して望ましい事ではありません。
そこで主に歯周病治療に焦点を当てた『
日本歯周病学会』では、歯周病に対する専門的知識を有すると認められた歯科医師に対して『
日本歯周病学会認定医』という資格を授与していますので、この資格を持っている歯科医師がいる歯医者さんで歯周病治療を受ける事が理想かもしれません。
~日本歯周病学会認定医になるための条件と受験資格~
1:歯科医師免許を所有している事。
2:日本歯周病学会指導医の元で5年以上の歯周治療の臨床経験を有する事。
3:日本歯周病学会の会員になってから5年以上経過している事。
4:申請時に50教育単位以上を取得している事(学会発表や論文発表をしている事)。
上記の条件すべてを満たして始めて日本歯周病学会認定医試験の受験資格が得られ、認定医試験に合格して晴れて『日本歯周病学会認定医』になることができ、最新の歯周病に対する知識を確認するために5年ごとに資格を更新しなければなりません。
日本歯周病学会認定医になるには上記のように非常に難しく、日本歯周病学会認定医は現在、日本の歯科医師の1%にも満たないほど少ないといわれています。
⇒『
日本歯周病学会』をクリックし、上部の『認定医・歯周病専門医 名簿一覧』をクリックすれば全国地図と都道府県が出てきますので、ご自身が該当する都道府県をクリックすればその都道府県内の『歯周病専門医』を探す事が出来ます。
日本歯周病学会認定医に診てもらいたいけど近くにいない場合もあるかもしれません。そのような場合は地元に長く住んでいる人たちの生の情報を参考にするのも良いかもしれません。
例えば・・・
「○○の歯医者は痛くないわよ。」
「△△の歯医者はやぶ医者よ!」
などといった口コミが必ずあると思いますので、それら地元ならではの口コミ情報を参考にした歯医者(歯科医院)選びもいいかも?
⇒歯周病の治療法
⇒スケーリング&ルートプレーニング
⇒PMTC
⇒歯周病の手術法
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