
歯周病が原因で全身の病気になる事はあるのでしょうか?

歯周病菌が感染する事によって他の病気になる可能性はあります。
歯周病は感染症ですので、歯周病菌(細菌)が歯周組織に感染すれば歯周病となり、歯周病菌が血液や唾液などに混じって全身に流れていけば歯周病以外の病気になる可能性は否定できないのです。

歯周病になると『
肺炎』にかかりやすくなるといわれています。
歯周病菌の中に含まれる細菌には肺炎の原因になる細菌が含まれているため、何らかの病気や高齢者など、抵抗力が落ちている状態で歯周病菌が含まれた唾液を間違って吸引してしまい、肺に入ってしまうと、肺炎になる可能性が高くなるといわれています。

病気などで感染症に対する抵抗力が落ちている方や高齢者が歯周病にかかり、歯周病治療の過程などで歯周病菌が混じった血液が歯肉の血管から入り、全身を巡り心臓に流れてしまうと心臓の血管壁に炎症を起こし、『
心臓病(感染性心内膜炎・狭心症・心筋梗塞)』になってしまう可能性があります。

歯周病患者が妊娠している場合、歯周病によって作り出された物質によって『
早産』する可能性が高くなり、また歯周病菌が羊水内に入ってしまうと胎児の成長に影響を与えるため『
低出生体重児』が産まれる確立が健康な妊婦の方に比べて
約7倍以上高くなるといわれていますので、可能であれば歯周病を治療してから妊娠をするようにしたいものです。
また妊娠し女性ホルモン(エストロゲン)が増加すると、同時に口の中の細菌の数も増加するため歯周病になりやすくなるともいわれており、女性が妊娠、出産すると歯周病や虫歯など口の中の健康に大きく影響するのです。
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